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レポートREPORT

2018北海道女子U-18フットサル全国大会を振り返って

U-18女子フットサル北海道選抜
監督 山口 アントニオ 浩

今回は、皆さんに全国大会の優勝をお伝えできることを心より嬉しく思います。

5年前、北海道フットサル技術委員の伊藤さんから
声をかけて頂き、監督として参加することになりました。

最初は、新中1年生から若手女子選手を育成し
女子フットサルと女子サッカーの道を開くのが、狙いの一つでした。
そして、大きな狙いは、五年後全国大会優勝でした。

今回は、その大きな狙いが一つ果たせた気持ちです。

全国大会優勝までは、北海道フットサル連盟の全面的な応援があり、
感謝の気持ちで胸が一杯です。

特に、北海道フットサル連盟の技術員スタッフに感謝しています。
現在の北海道技術員スタッフは、それぞれのスタイルと
指導理論を持っています。
お互いに良いところを吸収出来る関係であると思います。

凄く熱い指導者たちに関わっていただけているので、幸せです。
選手たちのことを一番に考えているスタッフだと思います。

さて、これまでの流れと大会の内容は、次の通りでした。

関東予選では、順調に勝ち進み、爆発的な得点力と失点0の成績を残し、
圧倒的な差で勝ち進みました。

その得点源の一つは、エスポラーダ・イルネーヴェのリノン選手とヒナコ選手でした。
エスポラーダ・イルネーヴェは、全日本女子フットサル北海道予選の優勝を飾っています。

女子フットサルU18神戸全国大会と全日本女子選抜全国大会がかぶり
残念なことに、リノン選手とヒナコ選手はエスポラーダで戦うことになりました。

2人の代わりに北照高校のサキ選手が選出されました。

更に、函館ジュニオールバロンドールのカナGKは
北海道エリートの合宿とかぶりました。

代わりに、Bonitaの歩希GKを選出致しました。

全国大会前には、このように選手の入れ替わりがありながら
準備を致しました。

ここでは、小樽の北照高校の立野先生にもお礼をお伝えしたいと思います。

積極的に北照高校の体育館の利用を申し出てくださり
また、北照高校女子サッカー部と対戦させて頂いたり、
サキ選手を紹介して頂いたりと、バックアップしていただきました。

北照高校と立野先生には、心より感謝いたします。

大会には、予算と航空便の関係で、
11月4日(大会当日)に出発し11月5日の月曜日に戻りました。
神戸アリーナに到着後は、選手たちは素早く着替え、待機しました。

ブロックリーグでは、先に対戦相手チーム同士の戦いでした。

Vispoさやま 0対2 備後府中TAM-S
*互いにサッカークラブであり、空中戦の勝負が目立っていました。

次は、我々とVispoさやまとの対戦でした。

HU18 2対0 Vispoさやま

対戦する前は、楽に勝てるはずの相手でした。
いざ試合で戦ってみたら、相手のボール寄せが早く
HU18メンバーは混乱状況でした。

後半に入り、接戦でありながら、花瑠選手が先制点を決めました。
点は取ったが、まだまだリズムに乗れない展開でした。

2点目を決めた後、落ち着いてボールを回せるようになりました。
と思ったら、知らずに試合が終りました。

次は、

HU18 1対0 備後府中TAM-S(大阪)

相手17番は、ドリブルが上手く、得点力に優れていました。
備後府中TAM-S(大阪)の17番は、Vispo戦で
2得点の活躍でした。

対戦相手は、17番のドリブル突破、と相手GKから
直接ピヴォを狙った高いボールが特徴でした。

予想通りに、試合は接戦でした。
1試合目の疲れは、かなり選手たちに負担がありました。

Bonita中心のスタメンでしたが、前半で8人を入れ替えました。

しかし、後半になっても接戦が続いており、
9人を使いこなしました。

試合の接戦に合わせて、二つのピリに分けることが出来ました。

そこから、リズムが良くなるようになり、
後半のラスト3分で莉子のシュートが
GKとポストにぶつかり、大事な1点を決めました。

この結果で、準決勝戦に勝ち進むことが出来ました。
二つピリに分けることが出来たため、この戦い方で行けると思いました。

準決勝戦の結果は、

HU18 2対2 おおつヴィクトリーズ(滋賀)

対戦相手は、滋賀の女子サッカークラブで、身体が強い
空中戦も強い、最後まで諦めない怖い相手でした。

Bブロックの方では、おおつヴィクトリーズが、丸岡ラックと
1対1で引き分けたが、技術面では丸岡が上でした。

2ピリで戦うはずの戦術は、おおつヴィクトリーズの対人プレーが
強すぎたため、何人かの選手がぶっ飛ばされていました。

緊急、一人一人の交代戦術に変えました。

その接戦の中で、花瑠選手が先制点を決めました。
(前半1対0でリード)

後半に入り、相手が反撃に出て、対人プレーの強さから
同点ゴールを決められました。(後半1対1)

後半4分あたりに、みつば選手がCKのこぼれ球を拾い、
GKと1対1になり、角度のない位置から落ち着いて決めました。(2対1)

しかし、後半ラスト2分で、相手CKから
ヘディングシュートで決められました(2対2)

試合はPK合戦になり、選手たちが大変混乱しました。
誰がPKを蹴る、GK歩希選手から莉子選手に代わり、
PK蹴る順番など、例外の展開が多く、大変でした。

PK合戦とは言え、一発のサドンデス方式でした。
サキ選手は確実にPKを決めましたが、相手選手も決めました。

莉子選手は、GKでありながら2回目のPKを決めました。
相手の二人目選手は、莉子選手の派手な動きに振り回され
思いっきり外に蹴り、PK合戦で決勝戦に勝ち進みました。

そして、決勝戦。

HU18 1対0 備後府中TAM-S(大阪)

ブロックリーグで対戦し勝っていたため、油断出来ない状況でした。

予選で勝った相手だとは言え、決勝戦になると
何が起きるか?これが決勝戦の怖さだ、と選手たちに伝えました。

相手の立場になった時、決勝戦で負けたくないはずだ、
そして、接戦と意外な展開が多かったため、
失点の可能性もあり、心の準備をしておくように伝えました。

しかし、前半の2分あたりから、みつば選手が
右サイドからのセンタリングの角度のない所から
直接狙い、先制点を決めました。

相手は、Yの守備から中央突破をさけるために
徹底してその戦術を守っていました。

HU18選手たちは、ボールを回し始めたら、
相手選手に中突破をさせないように、引き目のポジションでした。

そうなると、両アラに自由に回すことが出来て、
前半は、その繰り返しでボール保持をしていました。

後半には、相手が反撃に来るだろうと言う予測でした。

だが、相手選手たちは、同じパターンで守備をしていたため、
繰り返してFixoからアラ、アラからFixoの展開運びでした。

知らずに、試合終了の笛を吹かれた時、
選手たち全員、伊藤さん、私も含め、
優勝したんだ、、、と呆然としました。

この全国大会の初優勝は、決勝戦よりも
予選突破と準決勝戦が、大変大きなハードルでした。

しかし、一人一人の勝ちたい気持ちとチームワークなしでは、
全国大会の優勝は、不可能でした。

選手たちには、
「おめでとう!」と伝えたいです。

大会後、精神的にずっとバテバテ状態で、
まだ実感出来ていないです。

協力して頂いた各チームの指導者たちに
心から感謝いたします。

そして、関わっている選手たちの家族の方々は、
思いっきり一緒に喜んで下さい!

このメンバーは、まだまだやってくれますよ(^^)